ぬいぐるみに「水通し」って必要?
出産準備リストに必ずといっていいほど登場する「水通し」。
小さなお洋服がハンガーにかけられた光景は、新しい命を感じて心が弾みます。
一方で、「ぬいぐるみまで水通しが必要なの?」 と迷うこともあるでしょう。
ぬいぐるみの水通し
赤ちゃんの肌に触れるだけでなく、口に入る機会も多いぬいぐるみ。
基本的には、水通しをしておくと安心です。
ただし、水通し不要なケースもあるので、一緒に背景を紐解いていきましょう。
水通しの目的
そもそも、水通しをする理由をご存知でしょうか?
水通しをする最大の目的は、ホルムアルデヒドを減らすこと。
ホルムアルデヒドとは、
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家具や建材に使われる成分
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赤ちゃんのやわらかな肌には刺激やアレルギーを引き起こす場合がある
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水に溶けやすいため、洗濯によってリスクを軽減できる
こうした点から、水通しは「赤ちゃんの肌を守るための小さな安心」として続けられています。
検査済み、なら不要?
近年では、ベビー用衣類や製品に「ホルムアルデヒド検査済み」と表示されるものが増えました。
これは出荷前に丁寧な検査を行い、安全を確認した証しです。
ただし輸送や保管のあいだに、外気由来で微量に付着する可能性はゼロではありません。
そのため、多くのママ・パパが「念のため」という気持ちで水通しをしています。
赤ちゃんの肌を守る、"開封防止シール"
こうした背景を経て、近年はより完全な工夫も見られるようになりました。
すでに検査済みの商品を、清潔な状態で、工場で袋に封入し、
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「赤ちゃんの肌を守るために」
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「清潔な状態を保つために」
といった文言を添えた開封防止シールを貼る取り組みです。
▲開封防止シールの例
このシールは一度剥がすと元に戻せない仕様で、封印の役割を果たします。
ベビーを扱う一部ブランドが採用しており、輸送や保管中のリスクを最小限に抑える工夫です。
OFUNEの First Buddy® もそのひとつ。
開封防止シールによって、赤ちゃんの手に届くまで清潔な状態を保ち、水通し不要で安心してお迎えいただけます。
まとめ
水通しは、赤ちゃんの肌を思うやさしい習慣。
そして近年は、「赤ちゃんの肌を守るシール」によって、
輸送時のリスクにまで配慮された製品も少しずつ広がっています。
水通しの時間とあわせて、こうした安心の仕組みを知っておくことで、
赤ちゃんを迎える準備はより心地よいものになるでしょう。